Giovedì, 23 Aprile, 2009
鶏は夜も鳴く
stregnaでの生活も2週間が過ぎ、だいぶ慣れてきました。
私が住む家の庭のつづきに畑があり、
お店で使うハーブや野菜を少し栽培しています。
その一角には小さな小屋があり、鶏が1羽います。
お店の人が……
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今まさにさくらんぼの季節です。
この辺りは桜の樹がいっぱい。村中さくらんぼだらけです。
緑の茂みの中に赤い小さなまんまるがぷつぷつぷつ、とってもかわいい風景が広がっています。
子供の頃、さくらんぼが桜の実ということを知らなかった私。
私の家の周辺には大きな桜の樹がいっぱいあるのですが、どの桜もさくらんぼがなったことなど見たことがなく、さくらんぼが桜の実と誰かから聞いたときは信じられませんでした。
私の家の周辺にあるのは多分ソメイヨシノ等、おいしく食べれる実がならない種類の桜なのでしょうが、子供の私には、そんなことはわからず、ただサクランボが桜の実なのかと不思議に思っていました。
(ソメイヨシノも実はつけますが、食果肉部分が大きくなく、そしておいしくない。)
子供のときに、この風景をみてたら、サクランボは桜の実なんだって感動しただろうなと思います。大人になった今みても素敵な風景です。
以前このブログにも少し書きましたが、私の家の庭にも桜の樹があるので行ってみたら……
イタリアできのこと言えば、やっぱり、ポルチーニ(porcini)です。
休み明け、お店にいったら大量のポルチーニがありました。
夏から秋ごろまでがポルチーニがとれる季節です。
シェフにポルチーニってやっぱり高いの?と質問したら、
「そうね……kgあたり20ユーロぐらいかしら。でも、これはタダよ。」
「タダ?」
「今朝、フランコ(シェフの夫、オーナー)が森でとってきたのよ。一度つれていってもらったら?」
なんと、この近くの森でポルチーニがとれるそうです。
早速、翌日、フランコについてきのこ狩りに行ってきました。
オーナーは鶏だけでなく、馬も飼っています。
鶏は私が住む家の庭にいますが、さすがに馬は庭ではなく、少し離れたところに放牧されています。
遊びに行くと、みんなすぐに私の方にやって来ます。
歓迎されてるいのか?威嚇されているのか?
またまたポレンタのお話です。
先日、このブログで紹介したポレンタは黄色いポレンタでしたが、実は私が今いる地域では、主に白いポレンタを食べます。
ご存知の方も多いと思いますが、 黄色いポレンタは黄色いとうもこしの粉から、白いポレンタは白いとうもろこしの粉から作られます。
昨日はお仕事が夜だけだったので、ゆっくりお昼ごろまで寝てしまいました。目が覚めたら、小腹がすいていて、すぐに何か食べたい気分。
庭にいるにわとりの卵であれをやってみよう!!!
いそいそとにわとり小屋へ向かいました。
ここ最近、雨の日が続いています。雨はあんまり好きじゃないのですが、雨のおかげで森にきのこがにょきにょき生えている様子です。
このあたりでよく採れるのがchiodini(キオディーニ)。名前は「小さなクギ」という意味です。日本語だとナラ茸。
火曜日はカルネヴァーレ(謝肉祭、カーニバル)の最終日。
イタリアのカルネヴァーレと言えば、ヴェネツィアやヴィアレッジの仮装した人々や山車のパレードが有名ですが、各地でいろんな形で行われています。
私が住むナチソネ谷でも、もちろんカルネヴァーレが行われていて、少しだけ参加させてもらいました。
カルネヴァーレの翌日から、 肉立ちと懺悔の40日間が始まります。
そして、この日は、これまでのどんちゃん騒ぎを反省し、その罪を償うための儀式を行います。
みんなの罪をかぶって、犠牲になって下さるのがこの銀のお面をつけたこのお方。
ストレーニャにも春がきました。
そして、私の両親が初めてイタリアにきました。
当初は3月初めに出発する予定でしたが、チケットが取れず、2週間ほど日程を少しずらして来ました。その間に、殺風景だった冬の寂しい村から、新芽がではじめ、色とりどりの花が咲く、かわいらしい春の村に変わりました。
何にもないけど、とてもきれいなストレーニャが二人もすっかり気に入った様子で、一緒にカメラをもって、近くをお散歩しました。
ストレーニャよりちょっと都会、ウディネの春。 街路樹の木蓮が今満開。
さくらんぼのなる桜。今、ちょうど花が咲いています
両親が来たときに、デジイチを持ってきてくれました。
以前使っていたデジイチが壊れたため、この1年間はコンデジで撮影していました。
今のコンデジは性能がいいし、私自身、カメラや写真のことをよく知っているわけではないので、大差はないかもしれませんが……本人的には、かなり楽しいのです。
そんなわけで、最近は晴れた日はカメラを持って、ストレーニャをお散歩しています。
最近、ブログが花の写真ばっかりになってしまっています。
この村には被写体になるものが花ぐらいしかないので、メモリーカードの中も花の写真でいっぱいです。
写真の花はマルゲリータ(デイジー、ひなぎく)。春を告げる花と言われていますが、まだまだ元気よく咲いてる姿を見かけます。マルゲリータの写真は何度もこのブログにも載せていますが、いつもとちょっと違う姿を紹介します。
ここ数日うんざりするような暑い日が続いています。
しかも、蒸し暑くて、早くも夏バテ気味。
こんな暑い日は海へ行きたい!!!
ところですが、海ではなくて、チヴィダーレ近くに住む友達のペトラとペトラの娘のリサちゃんと一緒に、自転車で川へ行ってきました。