Martedì, 18 Febbraio, 2014
Amatricina アマトリチャーナ
前回のつづき、アマトリーチェの街をぶらぶらして、お腹もすてきました
いよいよアマトリチャーナを食べにレストランへ。
テーブルに着くと、店員さんがやってきて、ワインは?水は?アンティパストは土地のハム、サラミ、チーズの盛り合わせがあるけど、それでいい?プリモはアマトリチャーナを赤と白、半分ずつ持ってこようか?
ローマを代表するパスタ料理アマトリチャーナはグアンチャーレ(豚頬肉の塩漬け)、ペコリーノ(羊の乳から作られたチーズ)、トマトソースで作るパスタです。店員さんの言う赤というのはこの普通のアマトリチャーナのこと。 で、白は?となるのですが、
白はトマトが入ってないもの、トマトの抜きのアマトリチャーナのこと。アマトリチャーナビアンカ(ビアンカというのはイタリア語で白という意味です。)、または、グリーシャ(グリーチャ)と呼ばれています。
アマトリチャーナの原型はこの白いアマトリチャーナと言われています。というのも、トマトソースが発明されたのが18世紀後半のことで、それ以前はそもそもトマトソースがなかったのです。このトマトソースの登場以降、現在のアマトリチャーナ(つまり、トマトが入った赤いもの)が登場しました。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、アマトリチャーナはローマで大人気だったとか。もちろん、今でもローマのトラットリアでは定番の人気メニュー、そして、元祖のグリーシャの方もよく見かけます。
話が長くなってしましましたが、レストランの話に戻って……
せっかくだから両方食べたい、でも両方はサさすがにきつい、どちらにしようかかなり迷っていたので、両方を半分ずつ食べれるなんて夢のよう‼というわけで、両方お願いしました。
まずはアンティパスト、こんなにいっぱい運ばれてきました。小皿で色々きて、それもそれぞれ結構量がありました。どれも美味しい‼シンプルなんですけどね。特にリコッタとモッツアレラはすごく美味しかった。
のんびり食べてたのですが、食べ終わらないうちに、パスタも運ばれてきました。
まずは、普通のアマトリチャーナ、赤いほうです。それが最初の写真。温かいうちに食べないとと、前菜を中断し、食べてました。本場のアマトリチャーナ、ごく普通のアマトリチャーナですけど、美味しい。
ちょっと一息していると、今度は白いアマトリチャーナ、グリーシャが来ました。シンプルにペコリーノとグアンチャーレを味わえて、赤いアマトリチャーナとはまた別の美味しさ。
さすがにお腹いっぱい……
日曜日の昼だからか、お店は結構混んでいました。周りも、私と同じようにアンティパストの盛り合わせ、アマトリチャーナ2種を頼んでいる方が多かったです。大きいテーブルだと、パスタは大皿に盛られて、テーブルの真ん中にどんとおかれていました。お店の中は大皿に盛られたアマトリチャーナを運ぶ店員がいったりきたり。この日のお昼だけで、どれだけのアマトリチャーナが作られたのだろうかと?どうでもいいことを考えてしまいました。
ちなみにこのお店お値段もすごく良心的、これだけ食べて、ワインも飲んで20ユーロほど。
このお店、なんとこのお方もか来られたそうです。
お店の外観、ごく普通のホテルレストランです。
ローマに帰るバスの時間まで、再び街をぶらぶら。
まわりの山がとてもきれいです。
天空に浮いたように見える雪山
少し近づいてみました。
羊さんの群れも見えます。
どんぐりころころ
街の外壁、のんびりと気持ちいいです。
外壁の近くの門
街の食料品店で買ったペコリーノ、これが美味しくて、ぼりぼり食べてしまいます。
ローマの私の家からだと往復8時間以上の旅でした。
ちょっと、いやかなり遠かったけど、かなり楽しかったです。きれいな空気、自然に恵まれた発祥の地で食べたアマトリチャーナ、とても美味しかった。また、機会があれば行きたいけど、気軽に行くにはちょっと遠い、まあそこがいいのかも。
こんにちは!
トマトソースって結構最近のものなんですね。
意外でびっくりです。
赤も白もすごくおいしそう!
もちろんアンティパストも!
写真を見ているだけでおなかがすいてきました^^
アマトリーチェ、私も行ってみたくなりました。
Posted by: 砂利 | 22 Febbraio, 2014 11:17 AM
砂利さん♪
こんにちわ
そうなんですよ、トマトソースってそんなに古い食べ物じゃないんです。トマトソースなしのイタリア料理なんて今じゃ考えられないですけど。
このお店、素朴な料理なんですけど、いい感じでした。私もまた機会があれば行きたいです。
Posted by: tomocone | 3 Marzo, 2014 09:10 PM