I gioielli dell'estate ～夏の宝石 (かたつむりの国だより＊イタリア料理留学記)

Venerdì, 11 Luglio, 2014

I gioielli dell'estate ～夏の宝石

あんまり有名でない小さい町や村に出かけるのが好きです。時々、地図を広がて、何となく気になった場所を見つけ、どんなところかな？なんて調べて出かけることがあります。
小さい町なので見どころはあっても、半日もあればまわれ、ぶらぶら散歩して、写真を撮って、それだけなんですけど……でも、そんな場所でとっても素敵なものにであるとすごく嬉しくなります。

ローマの南、海沿いの小さな町Terracina。古代ローマの街道のひとつアッピア街道が通る歴史ある町です。その町でぶらぶらしているときに出会ったのがぶどう棚ならぬすもも棚？夏の強い日差しに照らされて、宝石みたいにキラキラしていたのが印象的でした。

Terracinaまではローマから列車で2時間弱。駅はあるのですが、廃線になっているようで、途中からはバスに乗り換えて、Terracina駅に到着。駅のバールはカードゲームに興じる男性たちでいっぱい。帰りにも通ったのですが、そのときはもっと多くて、朝の3倍くらいの人だかり、バールの中ではワールドカップのグループリーグの試合中継が流れていましたが、それを見ている人よりカードゲームに興じる人の方が多かったのがちょっと不思議。

草がいっぱいの駅

駅からつづく緩い坂道をのぼっていくと旧市街につきます。
レモンがいっぱいなっています。

町の玄関口

町の中には小さい階段がいっぱい。

階段の横の花

階段があがったところのすももの木。

ブーゲンビリアも満開


色とりどりのすももの実。太陽の光にさらされて、キラキラした夏の宝石のよう。

アッピア街道が町の中を通り、ローマ時代の遺跡が残っています。
Il Capitolium romano ローマ時代の神殿跡

Arco quadrifonte

Foro Emiliano

町は高台にあるのですが、さらにその上の小高い丘にローマ時代の大きな神殿跡があると聞き、暑かったけど頑張って行ってきました。それは次回に。