Venerdì, 3 Luglio, 2009
国境をぶらぶら歩く
前回に引き続き、ノヴァゴリツィアのお話です。
ゴリツィア(イタリア側)の駅からノヴァゴリツィアには行くには、駅から、ゴリツィアの街を通り抜けて、北東に進めば、ノヴァゴリツィアの駅につきます。距離はあるけど、ゴリツィアの街もきれいだし、おすすめです。
両駅間はバスも頻繁に走っています。バスに乗っちゃえばすぐに着きます。
さらなるおすすめは……
(写真は国境のフェンス越しに見たイタリアの風景です。)
国境沿いのサイクリングロードです。
国境と線路の間の小さな道がサイクリングロードになっています。スロベニア側にある道です。
今回、私は自転車ではなく、お散歩がてら歩いてみました。
ゴリツィアとノヴァゴリツィアの地図を載せておきます。
青いマーカー:ゴリツィア駅(イタリア)
赤いマーカー:今回通ったCasaRossa検問所跡。国境通行所。国境越えできる場所は他にもいくつかあります。
黄色いマーカー:ノヴァゴリツィア駅(スロベニア)
サイクリングロードはCasaRossa検問所跡付近からノヴァゴリツィア駅近くまで、線路沿いに続きます。
地図で見ると、赤いマーカーから黄色いマーカーまで、グレーの国境線沿いに続きます。
私はゴリツィア駅から、街の中を歩き、CasaRossa検問所跡に向かいました。国境近くになると、こんな標識がでてきました。valichi di frontiera(国境通行所)。
CasaRossa検問所跡。赤いマーカーの地点です。
検問はありませんが、国境警察がありました。
建物の裏に警察の大きな車がいっぱいあって、少し物々しい感じがして、びっくりしました。
検問所跡を通り抜け、少し歩くと、線路沿いのサイクリングロードがあります。
緑のフェンスが国境。しばらく歩いて、振り返って撮ったので、右側がイタリア、左側がスロベニアです。
左端にある白いフェンスは線路横に設置されているものです。
白い石が国境の標石です。
しばらく歩くと、右手前方、スロベニア側に見えるのはコスタニェヴィツァ修道院(Kostanjevica Monastery) 。
フランス最後の王、シャルル10世とその家族の墓があります。
国境沿いにある民家。家の裏の柵の向こうは違う国です。
スロベニア側はのどかな風景が続きます。
これまで、道沿いにあった家はすべてイタリア側。フェンスの向こうに家がありました。
ところが、ここは左側の家のフェンスが右側の家との境界の部分で折れ曲がり、角に国境の標石があります。
どうやら、家の敷地にそって、国境が設定されているようです。右の家はスロベニアにあるようです。
途中に橋があり、上から今まで歩いた道を見渡せました。
道路の左側はほぼイタリア(一部を除いて)、右側はスロベニアです。
この後、トンネルがあり、そこを抜けると、すぐノヴァゴリツィアの駅につきます。
のどかな田舎道ですが、右を向けばスロベニア、左を向けばイタリアが見えるという、ちょっとおもしろい体験ができました。
ゴリツィアに来る機会があればぜひお試しを。おすすめです!!!
前回、今回とほとんんどノヴァゴリツィアの話になってしまいましたが、ゴリツィアは歴史あるきれいな街です。そのうち、ゴリツィアもブログで紹介したいなと思います。
国境と線路の間の小さな道がサイクリングロードになっています。スロベニア側にある道です。
今回、私は自転車ではなく、お散歩がてら歩いてみました。
ゴリツィアとノヴァゴリツィアの地図を載せておきます。
青いマーカー:ゴリツィア駅(イタリア)
赤いマーカー:今回通ったCasaRossa検問所跡。国境通行所。国境越えできる場所は他にもいくつかあります。
黄色いマーカー:ノヴァゴリツィア駅(スロベニア)
サイクリングロードはCasaRossa検問所跡付近からノヴァゴリツィア駅近くまで、線路沿いに続きます。
地図で見ると、赤いマーカーから黄色いマーカーまで、グレーの国境線沿いに続きます。
私はゴリツィア駅から、街の中を歩き、CasaRossa検問所跡に向かいました。国境近くになると、こんな標識がでてきました。valichi di frontiera(国境通行所)。
CasaRossa検問所跡。赤いマーカーの地点です。
検問はありませんが、国境警察がありました。
建物の裏に警察の大きな車がいっぱいあって、少し物々しい感じがして、びっくりしました。
検問所跡を通り抜け、少し歩くと、線路沿いのサイクリングロードがあります。
緑のフェンスが国境。しばらく歩いて、振り返って撮ったので、右側がイタリア、左側がスロベニアです。
左端にある白いフェンスは線路横に設置されているものです。
白い石が国境の標石です。
しばらく歩くと、右手前方、スロベニア側に見えるのはコスタニェヴィツァ修道院(Kostanjevica Monastery) 。
フランス最後の王、シャルル10世とその家族の墓があります。
国境沿いにある民家。家の裏の柵の向こうは違う国です。
スロベニア側はのどかな風景が続きます。
これまで、道沿いにあった家はすべてイタリア側。フェンスの向こうに家がありました。
ところが、ここは左側の家のフェンスが右側の家との境界の部分で折れ曲がり、角に国境の標石があります。
どうやら、家の敷地にそって、国境が設定されているようです。右の家はスロベニアにあるようです。
途中に橋があり、上から今まで歩いた道を見渡せました。
道路の左側はほぼイタリア(一部を除いて)、右側はスロベニアです。
この後、トンネルがあり、そこを抜けると、すぐノヴァゴリツィアの駅につきます。
のどかな田舎道ですが、右を向けばスロベニア、左を向けばイタリアが見えるという、ちょっとおもしろい体験ができました。
ゴリツィアに来る機会があればぜひお試しを。おすすめです!!!
前回、今回とほとんんどノヴァゴリツィアの話になってしまいましたが、ゴリツィアは歴史あるきれいな街です。そのうち、ゴリツィアもブログで紹介したいなと思います。
Categories [スロベニア・クロアチア]
国境を超えると
お隣さんでも
雰囲気て変わるんですね〜!
前回の写真も、今回も
なん〜か 重いつ〜か?
若干暗いつ〜か?
なんなんでしょかね??
( ´ー`)y-~~
Posted by: きじむな | 3 Luglio, 2009 02:07 AM
それにしても、人気のないところですね。たまたま写真がそうなのかしら・・・
国境線を持たない日本から見ると、歩いていけちゃうって言うのがすごく不思議です。
私はスイスへは、車と列車で国境越えをしたことがありますが、歩いてっていうのはすごい。
ちなみに、留学生で3ヶ月のヴィザの人がよく一度イタリアから出ないといけない。なんて聞きますが、その時この方法で出国&入国ってありなんでしょうか・・・
Posted by: がっちゃん | 3 Luglio, 2009 04:21 AM
きじむなさん♪
そうですね。スロベニアにも歴史ある美しい街はありますよ。この町はそういう町ではないですよね。町の中に国境が引かれ、スロベニアには町外れの何もない部分だけが残り、そこに新しく作れらたのがこの町です。当時は社会主義だったので、そういう思想も入っているのかなとも思います。変わった雰囲気の町なんですよね。私も町の雰囲気自体はあまり好きじゃないです。まあ、いろんな町があるということで。
がっちゃんさん♪
イタリア旅行おつかれさまでした。
ここは人気はないです。国境沿いということを除けば、ただの民家の裏側、線路沿いの寂しい田舎道です。ジョギング、サイクリングしている人はいますけどね。
留学ビザのお話は、詳しく書けば(私も正確には知りません。)、長くてややこしくなりますが、結論から言えばダメです。
イタリア、スロベニアはシェンゲン協定を実施しています。
シェンゲン域内は国境を自由に移動できます。滞在期間も6ヶ月以内90日となっています。つまり、シェンゲン域内に90日滞在したら、シェンゲン域外に出ないといけません。そして、3ヶ月はシェンゲン域内に入国できません。だから、イタリアに3ヶ月滞在したら、スロベニアにはいけません。シェンゲン外のイギリス、クロアチアに行っても、戻ってこれるのは3ヶ月先です。
シェンゲン協定はややこしいですね。私も間違っているかもしれないので、実際に必要なときはどこかで確認してくださいね。
Posted by: tmocone | 3 Luglio, 2009 04:24 PM