Sabato, 13 Giugno, 2009
自転車に乗ってスロベニアへ その1
先日の休日は、前々から行きたかった国スロベニアに行ってきました。
ストレーニャから一番近いスロベニアの街kobarido(コバリド)までは30kmほど。
平坦な道が続くと聞いたので、自転車で行ってきました。
初めてのスロベニア、しかも自転車で国境を越えるのは初めてなので、出発前からワクワクです。
のどかな道がつづきます。
国境の検問所跡。1年半くらい前までは、検問があったはず。
現在はシェンゲン協定によりイタリア-スロベニア間の移動には検問はありません。
ここを越えたら、スロベニアです。
無人の検問所跡を通り抜け、スロベニアに着きました!!!
検問所跡の周りはちょっと寂しい感じです。
周りにあるのは、スーパー跡、飲食店跡。すべて跡です。
きっと、検問所があった頃はこれらのお店もにぎわっていたのでしょう。
しばらく行くと、目的地kobarido(コバリド)の文字がでてきました。
周りはこんな感じ。ハイジがでてきそう。
やっと着いたコバリドの街。のんびり2時間ほどでつきました。
こんな感じのごく普通の街です。
お腹がすいてきたのでレストランへ。
プーリアから旅行に来ていたイタリア人のおじさん3人組みと出会い、途中から一緒に食事しました。
おじさんたちが頼んだデザートを食べろ食べろと勧めてくれて、お腹いっぱいに。
スロベニアはデザートはこんな感じです。
Gibanica(ギバニカ)
リコッタ、リンゴ、けしの実などが層になったケーキ。さっぱりとおいしいのですが、ボリュームがすごかった。
Struki(ストルキ)
アマレット、干しぶどう、くるみ、松の実等を甘い生地でつつんで、ゆでて、上にバター、砂糖、カカオをかけたもの。
一口サイズに丸くして揚げたものをフリウリでもよく見かけますが、ゆでたものははじめて。大きな餃子みたい。
(フリウリ料理の本をみたら、茹でたものもありました。私が知らないだけでした。)
料理も街もフリウリ(の中の私が住む地域)に似ています。
言葉もイタリア語が通じます。
おじさんたちとさよならして、博物館へ。
コバリドは第一次世界大戦で、イタリアがオーストリア・ハンガリーに大敗したカポレットの戦いの舞台となった場所です。
(イタリアではコバリドのことをカポレットと呼びます。)
博物館では、第一次世界大戦における、このあたりでの戦争に関する資料、写真等を見ることができます。
中には目を背けたくなるようなものもありました。
ストレーニャに戻って、お店のシェフに博物館の話をしたところ、
イタリアの子供たちは学校で必ずカポレットの戦いのことを学ぶ、それほどイタリアにとっては歴史的に重みをもった戦いの1つだと教えてもらいました。
私が暮らす地域全体が戦争の最前線にあったそうです。
こんなに、のどかで、きれいなところで、かつて激しい戦闘が繰り広げられ、多くの犠牲者が出たことを思うと、何ともいえない気持ちになりました。
コバリドはヘンミグウェイの「武器よさらば」の舞台の街です。博物館にヘンミグウェイの写真がありました。
悲しい歴史をもつコバリドですが、今はラフティングやハングライダーの地として有名だそうです。
気づけば夕方の5時半過ぎ。そろそろイタリアに帰ることにしましょう。
自転車でスロベニアへ行けちゃうなんて、ステキですねー♪
緑の中をサイクリングできたら癒されそ~ヾ(o>ω<)ノ
羨ましいです☆彡
戦争のことは、学校の世界史で習った程度しか知りません。
戦争を経験していない私には
どうしても教科書の中の“過去のこと”で片付けてしまいますヾ(´Д`;●)
博物館などで実物や資料を見るのがいちばん心に響きますよね。
まだまだ勉強不足です。。。
Posted by: farfallina | 14 Giugno, 2009 07:21 AM
farfallinaさん♪
そうなんです。自転車でスロベニアまで行けます。でも、色々大変だったんですよ……その話は次回のブログで。
戦争のことは、私も恥ずかしながらあまり知りません。特に第一次世界大戦になると、学校でも第二次世界大戦ほど習いませんよね。カポレットのことも全然知りませんでした。
そんな私でも博物館で色々見ると、少し考えさせられました。
私もまだまだ勉強不足です。
Posted by: tomocone | 14 Giugno, 2009 04:16 PM
シンプルですが、綺麗でセンスいいなぁ~と印象です。
はじめまして。しばらく過去のものを拝見させていただきました。
戦争などの悲しい出来事は時間と共に風化してしまいがちです。
こういうときに、強力な武器をもつメディアに動いてもらいたいものですしそういう義務があると考えます。視聴率を第一に報道を繰り返す悪い癖があるかと…。
tornoconeさん、ブログ内容とは別件でパスタに関する質問お許しください。 たまにパスタ料理をしますが、どうしても食べはじめてしばらくするとパスタが乾いてしまいます。なにが悪いのでしょうか?先日は友達にぺペロンチーノを作ったのですが、すぐに乾いてしまいました。
Posted by: まえすと | 15 Giugno, 2009 04:42 AM
突然の投稿失礼致します。
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突然の投稿にも関わらず、最後までお読み頂き有難うございました。
Posted by: ヨーロッパカラー | 15 Giugno, 2009 05:19 AM
tomoconeちゃん、ちゃお~!!
今日、葉書が届いたよ!
突然の嬉しい驚きでした。ありがとう!!!
私も行きたくて、うずうずしているんだよ~。スロベニアに自転車でってなかなかすごそう。
一度だけ首都に2,3泊したことがあるけど、とってもいい町だったなぁ。
近々メールします。話が積もりすぎてて、何から書こう(笑。
では、身体に気をつけて、美味しいものたくさん食べてね♪
Posted by: junaprile | 15 Giugno, 2009 04:36 PM
まえすとさん♪
はじめまして。嬉しいコメントありがとうございます。
戦争のことは色々難しいですね。今までのイタリア暮らしでも、イタリアのこういう部分を見る機会はあまりなかったので、今回よい勉強になりました。
ところで、パスタのご質問について考えてみました。
パスタが乾いてしまうということは、ソースがパスタによく絡んでいないのかなと思います。
ソースがよく乳化されていないとパスタに絡みにくいです。
ソースの水分が多いと汁っぽくなってしまいますし、オイルが多いとベタベタしますので、バランスよく乳化されていることが大事だと思います。
アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの場合、フライパンにオリーブオイル、にんにく、唐辛子を入れ、弱火でじっくりと香りをだしますが、にんにくに香りがついた時点で、パスタの茹で汁を少量加えます。パスタの茹で汁は少しとろみがついているので、乳化しやすく、パスタに絡みやすくなりますよ。
お役に立たなかったらごめんなさいです。アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノは単純だけど、難しいパスタですよね。次回、より美味しくできるいいですね。
Junちゃん♪
久しぶり~!!!そんなに喜んでもらえるなんて、嬉しいわ。
私もスロベニアの首都に行きたいと思ってるの。車だと2時間もかからないらしいけど、電車だと本数があまりなくて、フェリエに行こうかなと計画中です。junちゃん、久々にイタリアにおいでよ。部屋もあるよ!!!
Posted by: tomocone | 16 Giugno, 2009 09:47 PM
スロベニア懐かしいです!私も出張で去年いったときにコバリド博物館につれていってもらいました。あまりコバリドまで足を伸ばす人はいなさそうなのでブログをたまたま見つけて思わずコメントしてしまいました。 ちなみにMT.SABOTINという新しく整備された観光スポットには行きましたか?
Posted by: shanly | 19 Ottobre, 2009 08:25 AM
shanlyさん♪
はじめまして。スロベニアは行っても、コバリドまではなかなか行かないかもしれませんね。私もたまたま近かったので行っただけなのですが、おもしろかったです。MT.SABOTINのことは全然しらないのですが、コバリドにあるのですか?もし、よろしければ簡単な情報をお願いします。
Posted by: tomocone | 19 Ottobre, 2009 05:55 PM