Sabato, 10 Maggio, 2008
Venezia 野菜市場
ヴェネチアでは魚市場は閉まっていましたが、野菜市場はあいてました。
サンマルコ広場へ向かう道にもいっぱい、野菜の屋台がでています。
イタリアのそこそこの規模の街では週に1、2回、メルカート(市場)が開かれます。
特に野菜のメルカートは大好きです。新鮮でおいしいそうだし、見てるだけで楽しい。
でも、残念ながらお店の休みの日に、近くの街でメルカートが開かれているわけではなく、
なかなか行く機会がないのです。
ヴェネチアの市場、野菜が意外と豊富で、楽しくて写真をいっぱい撮っちゃいました。
このホワイトアスパラガスもおいしそうで……有名なバッサーノ産ではないですが、値段結構しますね。
barbabietra(バルバビエートラ)
ビーツです。
切り売りのフルーツ。
この日はすごく、暑くて、見た目もかわいいし、スイカだと飛びつきました。
でも、あんまりおいしくなかった。
やっぱり、まだスイカの季節じゃないのかな???
そういえば、castratoで去勢羊肉という意味もあった。
きっと、これも同じ語源でしょう。
音楽の国イタリアと美食の国イタリアがつながった!!!
それにしても、音楽のための去勢とは……
こちらは大きなカルチョーフィ。
お店の人が下処理しているのですが、すごい早さ。
手前の部分(ガク片を落としたつぼみの中の部分の底)だけ、
食べるそうです。
こんな風にして売られています。
左が上の写真で処理していた、大きなカルチョーフィの
ガク片を全部落とした底の部分だけもの。
右は小さいカルチョーフィでガク片も残されています。
ビーツです。
bruscandoli(ブルスカンドリ)
以前にいたお店ではluppolo(ルッポロ)と言ってました。
ビールの香り付けに使われているホップです。
イタリアではヴェネト州で栽培されているそうです。
久々に見ました。さっとゆでて、リゾットに入れたり、スープに入れたりするそうです。
前のお店ではラビオリの飾りに載せてました。
切り売りのフルーツ。
この日はすごく、暑くて、見た目もかわいいし、スイカだと飛びつきました。
でも、あんまりおいしくなかった。
やっぱり、まだスイカの季節じゃないのかな???
ヴェネチアのSant'erasmo(サンテラズモ)という島で生産されている
小さなカルチョーフィ(アーティチョーク、朝鮮あざみ)。
ちゃんとサンテラズモ産とかいてあります。
すごく柔らかくて丸ごと食べられるそうです。
食べたかったんけど、食べれなかった。残念。これも次回のお楽しみ。
「castraure(カストラウーレ)」と呼ばれています。
私は音楽に詳しくないのでよく知らなかったのですが、
男性去勢歌手、castrato(カストラート)が語源だとか。
つぼみの内に摘み取るからそうです。
*castrato(カストラート)
変性期以前の高音域の声を保つために去勢された男性歌手のこと。
16-19世紀のイタリアの風習。
変性期以前の高音域の声を保つために去勢された男性歌手のこと。
16-19世紀のイタリアの風習。
そういえば、castratoで去勢羊肉という意味もあった。
きっと、これも同じ語源でしょう。
音楽の国イタリアと美食の国イタリアがつながった!!!
それにしても、音楽のための去勢とは……
こちらは大きなカルチョーフィ。
お店の人が下処理しているのですが、すごい早さ。
イタリアでは、普通、固いガク片だけを取り除くのですが、
ここではガク片はすべてとっています。
(イタリア以外の国ではこのようにして食べることが多いらしいです。)
手前の部分(ガク片を落としたつぼみの中の部分の底)だけ、
食べるそうです。
こんな風にして売られています。
左が上の写真で処理していた、大きなカルチョーフィの
ガク片を全部落とした底の部分だけもの。
右は小さいカルチョーフィでガク片も残されています。
Categories [イタリアのおいしいもの ヴェネツィア]
tomoconeさん、こんにちは。
ヴェネツィアの市場、たのしそうですね~。白アスパラガスは、北イタリアでのこの時期のお楽しみですものね。BRUSCANDOLIというお野菜は、見た目は、アスパラガスのSELVATICOに似ていますが、違うものなのですね。初めて見ました。本当に地域が違うと、見たことのないお野菜があって面白いですね!
わたしは、いまのお店、今週末でおわりました。次は、トスカーナですよ。
TOMOCONEさん、どうぞお体にきをつけてがんばってくださいね。
ではではまた。
Posted by: marina | 12 Maggio, 2008 04:58 PM
以前から気になってたんですが、
アーティチョークて、
どうやって食べるですかね?
どっからどう見ても、堅そうで
美味しそうには見えないですが?
私の第一印象は、サボテン???でした。
Posted by: きじむな | 12 Maggio, 2008 05:02 PM
marinaさん♪
BRUSCANDOLIはピエモンテの店で使ってたんですよ。それ以外では今回ヴェネチアで見ただけだったと思います。marinaさん次はトスカーナですか。いいですね。トスカーナは憧れの地ですが、ゆっくり見たことないです。トスカーナからのブログ楽しみしています。
きじむなさん♪
まるごと焼いたり、1/4くらいに切ってチューリップみたいな形にして、煮たり、フライにしたり、細く切って炒めて、パスタやリゾットに入れたり、つぼみの中に詰め物をしたり……いろんな形で食べますね。食感はちょっとたけのこに似てるかも。大好きですよ。
よく、私はたけのこご飯のかわりに、アーティチョークご飯作っています。日本じゃ高くてできませんが。
その内、ブログにアーティチョークの料理の写真のせますね。
Posted by: tomocone | 15 Maggio, 2008 12:12 AM
tomoconeさん
お久し振りです、こんにちは~♪
bruscandoli(ブルスカンドリ)、
食べたことない野菜ですが、
苦味の少しある野菜なのですか?
リゾットと合うのですね、
何だか食欲をそそられますね!
我が家では、カルチョーフィは、
いつも同じような食べ方しかしないので、カルチョーフィ料理を
ご紹介してもらえると嬉しいです。楽しみにしていますね♪
Posted by: Masami | 18 Maggio, 2008 11:17 PM
Masamiさん♪
bruscandoli(ブルスカンドリ)、ちょっと苦味があります。でも、私も前のお店でゆでたものをつまんだくらいなんですけどね。リゾットに入れたものは私もまだ食べたことありません。私もいろいろ試してみたくなりました。でも、なかなか見ませんね。
カルチョーフィの料理、どんなのがあったかしら?思い出してみますね。
Posted by: tomocone | 21 Maggio, 2008 01:13 AM
tomoconeさん、こんにちは!
その後お元気ですか?
メールの更新がないので
”どうしてるかしら?”と思っています。仕事が忙しいのかしら?
元気ならいいのですが、私もソムリエ時代は色々とあったので、
何か困ったことなどあればメールでも下さいね!
Bresciaの業界のことであれば、少しお話しできるかもしれません。
Posted by: Masami | 31 Maggio, 2008 04:06 PM