Lunedì, 8 Dicembre, 2014
Un domenica Vol.2 Quartiere Coppedè~ある日曜日その2 コッペデ地区
おいしいトルタを食べて満足したところで、バスに乗ってアンティークのメルカートに向かいました。ネットで見つけた住所を確認していくと、あれ?そこではBODY WORLDSという展示会が開かれています。BODY WORLDSって日本でも以前よく開催されていた「人体の不思議展」のことです。ローマでもやっているんだ……って肝心のアンティークのメルカートはやっていない。( ;∀;)
ファルネーゼ荘につづき、ここもやっていないとは......でもこんなこともあろうかと別のメルカートのことも調べてあります。でも、その前にこの近くにあるコッペデ地区のことを思い出し、行ってみることにしました。
Quartiere Coppedè コッペデ地区とはローマの中心地の北部にある独特の雰囲気を持つ建物が並ぶエリア。1900年代の初期にGino Coppedè ジーノ・コッペデによって設計された住宅地で、彼の名からQuartiere Coppedè コッペデ地区と呼ばれています。当時流行していたアールデコやリバティー様式を中心に中世、バロック様式も入り混じった折衷様式と言われる不思議なデザインが特徴です。
以前、たまたまこの近くに住む友人の家を訪れたときに、アーチのある建物をふと見かけたのですが、かなり印象的で気になって、家に帰って調べてみてはじめてコッペデ地区のことを知りました。いつかゆっくり見てみたいと思っていたのです。
アーチのある建物はPalazzi degli Ambasciatori 大使館の館。ロシア大使館らしいです。装飾が豪華。
アーチ部分の天井には鉄製のシャンデリア
反対側からみた大使館の館。
アーチを抜けてコッペデ地区の中へ。
正面に見えるのはI Villini delle Fate 妖精の館 写真がイマイチなのですが、この地区の中で一番目立つ建物です。Piazza Mincio、ミンチョ広場の蛙の噴水。
日曜日だっからか結構見学しにきている人がいました。
門にも何か?のデザインが施されています。
どの建物も独特の意匠が施されています。
これはPalazzo del Ragno 蜘蛛の館。玄関の上に蜘蛛の絵が描かれています。
この建物も中に入ると
やはり凝ったデザインです。
とかげ?
部屋借主募集中のようです。
設計者Coppedè コッペデの名前
なんとも不思議な感じの空間でした。普通の住宅や大使館として利用されている建物がほとんどで内部を見学できないのが残念なのですが、中ってどんな感じなのかな?興味津々です。
天気が悪く写真がイマイチなのが残念だったので、また散歩がてら写真を撮りに行ってみたいと思います。
次は本当にアンティークのメルカートへ行きます。