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Martedì, 2 Dicembre, 2014

Una domenica vol.1 ~ある日曜日 その1 ユダヤ風リコッタチーズとさくらんぼのタルト

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一昨日は日曜日。イタリアの街は日本と違い日曜日は閉まっているお店も多く、ちょっと寂しい感じです。観光地であるローマは田舎に比べるとあいているお店もありますが、それは本当に街の中心部だけ。中心から少し外れると静かなものです。

そういわけで私にとっては日曜日ってあんまり面白くないのですが、何か平日にはできない日曜日にしかできないことないかな?と色々考えてみました。この日は11月最後の日曜日、毎月最後の日曜日はヴァチカン美術館が無料で入場できるんです。ヴァチカン美術館に行こうか?でも、いつも月最後の日曜日はすごい人だしな……

色々他を探してみると、どうやらファルネジーナ荘という中世の館もこの日は無料のよう。前から一度行ってみったこともありファルネジーナ荘に行くことにしました。その後は日曜日に開かれているアンティークのメルカートにいくことに。これで日曜日のおでかけはばっちりのはずだったのですが……

バスにのって、ファルネジーナ荘へ。ファルネジーナ荘にも誰もいない、ヴァチカンと違って混んでなくてよかったと思ったのも束の間。よく見ると、門が閉まっている。( ;∀;)
どうやら閉館日みたい。 誰もいなくて当然ですね (>_<)

無料開放日じゃないのなら、普通に有料で入場するけど、閉館日だなんて……私がインターネットでみた情報って何だったんだろう?イタリアの情報なんてこんなもんです。
仕方がないので気を取り直して、アンティークのメルカートに向かったのですが、その前にローマのユダヤ人地区に立ち寄ってみました。

ここでのお目当てはTorta ricotta visciole ebraica ユダヤ風リコッタチーズとさくらんばのタルト。知り合いのイタリア人がすごく美味しいと以前から勧めてくれていて一度行ってみたかったのです。お店は路地の角にあり、ごく普通というか普通よりみすぼらしいくらいの感じです。流行っていてるようで、狭い店に次から次へ人がはいっていきます。

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ショーウィンドーにならぶケーキ。どれもイタリアらしく、不揃いでお世辞にもかわいいという感じではないんですけど……こんなに大きさが違うと値段はどうなるのって?と思いますが量り売りだから問題ないのかな?

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ケーキはまるごとじゃなくても、好きな大きさに切って売ってくるのですが、これがなかなか大変でした。
お店のおばあちゃんに一切れくださいと言うと、ヴィーショレ(さくらんぼ)味とチョコレート味のどちらがいい?って。
visciole(ヴィーショレ)というのは日本語ではスミミザクラ言われるもので普通のさくらんぼより酸味が強く生食にはあまり向かず、ジャムや果実酒の材料に使われることが多いそうです。ローマではよくヴィーショレのジャムのタルト見かけます。

私は迷わずヴィーショレ味をお願いしました。すると、丸いケーキのすでに4/3が切り取られていて、残り1/4になったものを出してきて今はこれしかないと。大きいから半分に切ってほしいと伝えると、これ以上切ると崩れるからだめって……結構柔らかいようで、たしかにすでにぐちゃっとした姿になっていて、これ以上切るとみすぼらしくなるのはわかるんだけど、1/4は大きいしと悩んでいると。10分ほど待っていてよと言われたので、とりあえず店の外で待つことにしました。次々から次へとお客がくるから1/4のケーキ買う人いるんでしょうね。そして、その後新しいケーキ切ってくれるのかな?

店内にあったクッキー 素朴だけどおいしそうだな……

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ショーウィンドーにあったかわいいお人形さんたち。

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結構お店に人が入っていたのでそろそろケーキ切ってくれないかなとショーウィンドーから店内を覗いているとおばあちゃんが手招きしてくれました。
何かに入ったら、今度はおばあちゃんが丸いケーキの1/8だけが切り取れたものを前に出していました。これ切ってくれるんだと思うと、これも切ると崩れるから切れないって。
えーだったらいつ切ってくるんの?そもそもこのケーキどれもすぐ崩れるしって思っていると、したらまだ一切れも切られてないまん丸のケーキをだしてくれて、私の好きな大きさに切って紙の上に載せて渡されました。紙って、全部食べれなかったらもって帰れないし、紙のトレー(イタリアのお菓子屋さんは紙のトレーに入れてくれるんです。)に入れてってお願いしたら、トルタ一切れに紙のトレーに入れれないって……まあ、こんなんもんです。細かいことはあまり気にしないことに。

とにかくやっと手に入れたトルタ。すでに崩れているけど、これも気にしない。
一切れといっても結構大きい。全部食べれるかちょっと不安だけど……

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一口食べたみたら、これがものすごく美味しい‼ 本当にびっくりするくらいおいしい。

実はこのトルタものすごく甘いのかと思っていたんです。別のところで食べたヴィーショレのトルタ(リコッタなしのやつです。)が激甘だったので、それと同じ感じかと思っていたのですが、全然甘くないんです。そして、とにかくリコッタがものすごくおいしい。焼き上がってからそれほど時間が経ってないのか中のリコッタがまだ少し暖かいです。リコッタの下にあるヴィーショレのジャムの酸味がすごくあっているし、この黒く焼けているタルトのぼっそとした感じがまたよくて……見た目は不細工だし、買うの面倒だったけど、そんなこと忘れるくらいすごくおいしい。すごく新鮮なリコッタチーズ使っているんだろうな。いいですね、こういう味、本当にシンプルだけど素材がよくて美味しい、イタリアの美味しさって感じでいいな~。
ぺっろと食べてしまいました(^^♪

ファルネジーナ荘に行けなくて、なんとなくユダヤ人地区にきて、あんまり期待せずに買って食べたトルタがものすごく美味しかった。あんまり緻密に計画をたてて出かても全然うまくいかないけど、思わぬところで楽しいこともあるってところがイタリアって感じかな?のんびりいきましょう。トルタに大満足したところで、アンティークのメルカートに向かいます。

Categories [ローマ]

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スローな国、イタリアからtomoconeが料理のこと、暮らしのこと、街のことなどなど気まぐれに綴っています。おいしい食材、料理を求めてイタリア各地を放浪。時にはフランス、スロベニアなどの近くの国へも。北イタリア、シチリアを経て、現在は永遠の都ローマで暮らしていますread more......

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