このホテル、街中にあって、安くて、かわいいくて、おすすめって紹介したいところなのだけど、唯一の難点が・・・・・・あったかいお湯がでない。やっぱりイタリアだな。

 
そんは話はおいておいて…・・・トリエステではカフェめぐりをしました
まずは、イリー直営のバール、Espressamente Illyへ。

日本でも有名なイタリアのコーヒー会社、イリーの本社はトリエステにあります。実は、そのこともJunちゃんに言われるまで、すっかり忘れていました。

 
コーヒーもおいしいし、中も素敵でした。ここの前は何度か通ったことがあったのですが、イリーの直営カフェがあるなんて知りませんでした。 こういう新しいものに出会えるというのは二人旅ならではの楽しみ♪

 
私が案内したのは、トリエステ名物、ビュッフェ。トリエステに来たら、ビュッフェに行かなきゃね～。（ビュッフェとはトリエステ独特の軽食堂のこと。詳しいことはこちらで。）
トリエステにはいくつものビュッフェがあるのだけど、私はいつもここDA PEPI。8月にtothuちゃんが来てくれたときもここを案内しました。

そんなこんなで、ここには何回か来ているのですが、今回お店の人から「Bentornata!（お帰りなさい）」と言われてびっくり。私のこと覚えていてくれたようです。


定番のゆで豚の盛り合わせを注文。上に、クレン（西洋わさび）をたっぷりかけて、いただきます。ブッフェの料理は安くて、おいしくて大好き。

 

DA PEPIは地元の人にも大人気。お昼時は狭い店内に人がいっぱい。
私のお店のオーナーの話によると、トリエステで行くべきと言われているところが３つあって、ひとつは街の中心にあるサン・ジュスト城、もうひとつは海辺にあるミラマーレ城（ミラマーレ城に行ったお話しはこちら）、そして最後のひとつがDA PEPIだそうです。歴史あるお城２つにならんで、なぜかここのお店の名前が入っています。

他のブッフェに行ってみたいと思っているのですが、ここまで言われると、なかなか他には足がのばせなくて、いつもここに来ています。

DA PEPIの後は、 私がトリエステに来たら、いつも行っているお菓子やさん、PIRONAへ。小さくて、かわいいお菓子やさんです。

 
お店のご主人でパティシエのセルジョさんが、FAVE（ファーベ：そら豆の意味）という名前のとおり、そら豆のような形をしたアーモンドのお菓子を味見させてくれました。

 
セルジョさんがお菓子の説明をしてくれました。イタリアでは11月2日はFESTA DEI MORTI （故人の日）です。つまり故人を偲ぶ日、お彼岸、お盆のような感じなのでしょうか。このお菓子はトリエステのFESTA DEI MORTI のためのお菓子だそうです。

今の時期、トリエステだけでなく、ウディネでもかわいい3色の色をしたこのお菓子をよくみかけるので、とっても気になってたのですが、その謎がとけてすっきり。

実は、私・・・・・・恥ずかしながら、FESTA DEI MORTI のことを知りませんでした。イタリアで生活していてもレストランで働いてるだけじゃ、そういう情報って入ってこないんだなと・・・・・・ただの言い訳？本当に世間しらずのままで恥ずかしい。

 
そうこうしているうちに、夜になってしまいました。
夜のPiazza dell’Unita d 'Italia。建物がライトアップされてきれいです。


宿の近くの魚料理中心のバーのようなところに行ったら、こんなものが出てきました。
スモークサモンやニシンのタルタルがのったブルスケッタなのですが、お寿司のような盛り付けです。日本人的には？ってかんじだけど、イタリア人には受けるのかな？盛り方ははともかく、おいしかった。

今回のトリエステは、いろいろ新しい発見があって、とっても新鮮でした。
Junちゃんは、私の働くお店にも来てくれて、1日お店を手伝ってくれました。明るいJunちゃんがやってきて、お店の人たちも楽しかったみたい。私も、久々に、厨房に一緒にお仕事できて、楽しかった。日本でがんばっている話を聞いて、刺激にもなったし、本当に充実した数日間でした。Junちゃん、ありがとうね。これからもお互いがんばろうね!!!