Sabato, 7 Marzo, 2009
Venezia……
フリウリの行き帰りに立ち寄ったヴェネチア。
昼間は観光客でにぎわうリアルト橋のたもとも
雨がふる夕暮れ時は、人通りも少なくひっそりした感じでした。
ベネチアの道は本当に迷路のよう。
主要な観光地への案内は出ているものの、道に迷ってしまうこともしばしば。
でも、道に迷ったおかげで素敵な出会いがありました。
今回のそんな出会いは、
じゃーん、カーニバルのお菓子”フリッテレ”。
パスクワ(復活祭)前の40日間、お肉やお酒を立ち静かにすごす習慣があります。
その前に飲んで、食べて騒ぐのがカーニバル(日本語でいう謝肉祭)。
カーニバルの時期、イタリアでは揚げ菓子を食べるのが習慣で、各地に様々なバリエーションがあります。
例えば、ピエモンテでは固めの生地を揚げたクッキーのような感じのもので、名前はBugie(ブージエ)。
ヴェネチアで食べたのはドーナツみたいにふっくらした生地のもの。
偶然通りかかった普通のお店のものなのですが、これがなかなかおいしくて……
はじめザバイオーネ入りを食べたのですが、あまりのおいしさにカスタードクリーム入りをおかわりしてしまいました。
いえいえ、それだけに終わらず、翌朝わざわ遠回りして行き、
今度はリコッタ入りとプレーンの2つをいただいてしまいました。
揚げ菓子を2つも食べても、夕飯はちゃんといただきますよ。
ヴェネチアへ来た本当の目的はこちらですから。
本来の目的はベネチア風居酒屋”バーカロ”。
でも、日本の居酒屋とはだいぶ感じが違います。
カウンターに並ぶおつまみをつまみ、
立ったまま、ワインを飲み、世間話をするような感じのところ。
お店によっては奥にテーブル席があり、簡単な食事ができるようにもなっています。
朝から開いている店もあり、ヴェネチアでは朝からワインを片手におじさんたちがおしゃべりしている光景もよく見かけます。
今回行ったのは"Trattoria Ca' d'oro"(トラットリア カードロ)。
ヴェネチアで最も古いお店のひとつ。
カウンターはすでに地元の人でいっぱい。
おつまみも次から次へ運ばれてきます。
私は奥のテーブル席へ。
テーブル席ではゆっくり座って食事もできます。
ヴェネチアの郷土料理が中心。お値段もかなり良心的。
テーブルでのんり食べながら、カウンラーのお客さんたちの様子を見ているのもなかなか楽しい。
"Vedoa"とはイタリア語で未亡人という意味。
このお店のことを"Trattoria Ca' d'oro"という本来の名前で呼ぶ人は少なく、
未亡人の店という意味の"Alla Vedoa"(アラ ヴェドア)と呼ばれているそうです。
ヴェネチアに行ったら、また行きたいお店の1つです。
お久しぶりです☆
あたし、Venezia大好きです♪
地図を見ながら歩くより、行き当たりばったりでお散歩していると、ふとステキなお店を発見しますよね☆彡
写真を見ていたら食欲がわいてきましたww
Posted by: farfallina | 13 Marzo, 2009 04:39 AM
farfallinaさん♪
お久しぶりです。こんな不定期更新のブログを見ていただいて本当にありがとうございます。
私は以前はあまり好きでなかったのですが、今はかなり好きです。素敵な街ですよね。
Posted by: tomocone | 13 Marzo, 2009 11:49 PM