Agretti－おかひじき (かたつむりの国だより＊イタリア料理留学記)

Giovedì, 1 Maggio, 2008

Agretti－おかひじき

レストランで働いてると普段の食事はお店のまかないです。
お店によって様々ですが、私がいるお店の場合、パスタ、リゾット、お肉料理が多いです。
パスタ、リゾットのときはそれだけ、お肉料理のときは付け合せが何かついていますが、
ほとんどの場合、じゃがいもかポレンタ。

じゃがいももポレンタも好きですけど、野菜がないんですよ。
野菜が不足しがちで、いつも野菜が食べたい、野菜が食べたいって思っています。
イタリア人って野菜そんなに食べないのかな???

先週のお休みの日、野菜を食べようと心に決めスーパーに行ってきました。
でも、なんかこう心惹かれる野菜がなくて、どうしたものかと思っていたところに、
目に飛び込んできたのがこの野菜。

イタリア語ではAgretti（アグレッティ）、春～初夏の野菜です。

日本ではおかひじきと言われてます。
おかひじきと言われているのはひじきに似ているからです。
イタリアでは別名
barba di frate (バルバ・ディ・フラーテ）、と言われていて、「修道僧のひげ」という意味です。
たしかにひげみたいですよね。
どちらもおもしろいネーミングですよね。

日本でも普通に食べるところでは食べるみたいですけど、
実は私は食べたことありません。それで、今回試してみることにしました。

こちらはCipolotti(チポロッティ）、葉玉ねぎです。
この野菜大好きでよく買います。白葱のかわりに使っています。
生で食べてもおいしいし、焼いてもおいしい。この日もこれも購入。

お家に帰って早速調理しました。
Agretti、おかひじきの食べ方は、本にゆでてオリーブオイルとレモンで食べるだけと書いてあったので、その通りに。
しゃっりとした歯ざわりとくせのないほのかな味、なかなかおいしい!!!

この感じだと、おひたしにしてもおいしいかもと、醤油をかけてみると、
これまたいけます。ほうれん草のおひたしより好きかも。食感がいいです。
ごはんと一緒に下の写真の倍以上のおかひじき、食べちゃいました。

Cipolotti(チポロッティ）は鶏もも肉の表面をカリカリに焼いた上にいっぱい載せて、油、レモン、お酢をかけていただきました。
野菜がいっぱい食べれて、
大満足の私です。

Posted by tomocone | 4:54 PM | Permalink | Comments (5)

すごくヘルシーな料理だね～。
おかひじき食べてみたい。
私も野菜が少ないと
「野菜食べた～い！」
ってなるよ。朝食が炭水化物中心になっちゃうので、夕食はできるだけ野菜中心にしてます。

Posted by: aomama | 2 Maggio, 2008 06:34 AM

こちら日本はGWです。
写真、tomoconeさんのお部屋ですか？
テラスもあってかわいいですね　写真は誰が撮ったのかな？？

Posted by: atreil | 2 Maggio, 2008 10:15 AM

aomamaさん♪
おかひじき、ほうれん草みたいに使えると思うよ。おひたしとか和え物にもよさそう。こっちではリゾットに入れたり、ソテーにしたりもするみたい。
本当に野菜必要だよ。ここでは、肉か炭水化物しか取れないからつらいわ。

Atreilさん♪
部屋じゃなくて台所なの。少しややこしいけど、私が住んでいるのはお店の上で、そこにはシェフのおばあちゃんが住んでいて、家の人が出入りしています。写真は家の人が取ってくれたの。

Posted by: tomocone | 2 Maggio, 2008 02:44 PM

昨日、八百屋でオカヒジキを見つけて・・・・
名前からしてみんな日本の食材と思ってるんです。
（私も思ってた）
tomokoさんのブログで知識を得てた私は
「何とかのバルバって言うんだよ」
「何のヒゲだったかな？龍？？」
と肝心なところを忘れながらも
イタリアでも食べられてる事を伝えられたはず？！

Posted by: とつ | 4 Maggio, 2008 09:50 AM

トツさん♪
たしかに日本っぽい漢字の名前かも。わかめのalgheに似ているからかしら。イタリアでも普通に食べるようですよね。お役に立てて嬉しいです。

Posted by: tomocone | 5 Maggio, 2008 11:14 PM

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