Martedì, 25 Marzo, 2008
ペルメッソの申請
イタリアに着いて最初にしなければならないのが、ペルメッソ（滞在許可証）の申請。
これは以前にもブログに書きましたが、外国人がイタリアで滞在するために必要なものです。
まず、郵便局でキットと呼ばれる申請用紙の入った封筒をもらう必要があります。
キットに必要事項を記入したら、必要書類とあわせて郵便局の担当窓口に提出し、郵送します。
その後、数ヵ月後に警察署から呼び出しがあり、ペルメッソが交付されます。
ということで、まずはキットを手に入れるため、ミラノで一番大きな郵便局、中央郵便局に行きました。
普通はすぐにもらえるはずなんですけど、これが大変で……
意味なく長いので、つづきはお暇な方のみお付き合いください。
地下鉄の階段を上がったすぐ前に大きな建物がありました。
これが中央郵便局。受付の人のたずねました。
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
受付の人 「ペルメッソについては、向かいの建物のほうなのよ。」
それで、向かいの建物に行くと、人の列が……並んで待つこと数分。
窓口の担当者がいきなり私の何人か前の人を指して
担当者 「今日はここまで。」
tomocone 「あの、キットがほしいだけなんですけど」
担当者 「それも明日だから。」
翌日、大きな郵便局は人が多くていやだと思い、ホテルの近くの小さな郵便局に行ってみました。
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
担当者 「ここには置いてないから、別のところに行って」
それで仕方なく、また中央郵便局へ
昨日と違って、朝早いからか人がいない。そこで、また、
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
担当者 「あなたのペルメッソは？」
tomocone 「これから申請するんですけど……」
担当者 「初めての人はここじゃないのよ。ｐｒｅｆｆｅｔｕｒａ（プレフェットゥーラ）に行ってちょうだい。」
tomocone 「キットがほしいだけなんですけど……」
担当者 「とにかく、初めての人はプレフェットゥーラに行ってちょうだい。」
プレフェットゥーラなどまったく頭になかった私、
ペルメッソといえばクエストゥーラ（警察署）と勝手に思い込み、
すぐ隣にあったクエストゥーラにいきました。
ここで、また
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
担当者 「郵便局に行って」
tomocone 「でも、郵便局の人がクエストゥーラに行ってと言ったんですけど。」
担当者 「郵便局に行って」
郵便局に戻ると、さっきと同じ担当者の女性がいました。
tomocone 「クエストゥーラに行ったら郵便局といわれたんですけど……」
担当者 「クエストゥーラじゃないわよ。プレフェットゥーラよ。」
tomocone 「プレフェットゥーラって？」
担当者 「もう、この娘は何もわかってないわ」
となぜかすごい剣幕で、大きな声で叫ばれました。
そして、住所を書いた紙を一枚渡されました。
この広いミラノの街で、住所だけ渡されても……
と思いつつ、この怖い女性に詳しい場所を聞くこともできず、郵便局を出ました。
ｐｒｅｆｆｅｔｕｒａを辞書で調べてみると、県庁のこと。
なぜ県庁に行かなければいけないのかわからないまま、何とか県庁にたどり着きました。
そこでまた、
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
担当者 「ペルメッソは隣の建物」
と言われ、隣の建物へ、そしてまた
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
担当者 「ペルメッソのキットは郵便局だよ。」
tomocone 「郵便局で初めての人は県庁に行ってと言われたので、ここに来たんです。」
担当者 「そんなこと僕に言われても……ペルメッソは郵便局だから」
僕に言われてもって、それはこっちの台詞だって感じ。
いったいどこに行けばいいんだよ!!!
仕方なく、再び中央郵便局に戻ると、今度は長蛇の列。
しかも、窓口にはあの怖い女性のみ。
仕方なく、列に並びました。ばらくすると、もう一人男性の係員がやってきました。
あの男性の係が見てくれないかなと願う私。
思いが通じたのか、男性の係員が担当してくれました。
そこで再び、
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
担当者 「君のペルメッソの期限は？」
tomocone 「初めてなんですけど」
担当者 「初めての人はプレフェットゥーラだから。」
やっぱり、プレッフェトゥーラなの????
でも、またプレッフェトゥーラに行っても同じことを言われるだけと思い、
tomocone 「一度ここでそう言われて、プレフェットゥーラに行ったところ、やはり郵便局だといわれたんですけど……」
担当者 「ペルメッソの種類は？ビザを見せて」
といわれ、ビザを見せると、やっとペルメッソのキットをくれました。
さて、ここで問題です。私は
「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
と何回言ったでしょうか???
ペルメッソのキットをもらうだけに、一体どれだけの時間と労力をかけたことか……
しかも、ことの真相はわからずじまい。
本当になんだかよくわかりません、イタリアという国は……
ともかく、キットに必要事項を記入し、必要な書類をそろえて、申請のため再び郵便局へ。
中央郵便局へ行きたくなかった私は小さな郵便局へ行ったところ、人も並んでおらず、あっさり手続き終了!!!
後は、警察署からの呼び出しを待つばかり。
がしかし、これもいつになることでしょうか???
これが中央郵便局。受付の人のたずねました。
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
受付の人 「ペルメッソについては、向かいの建物のほうなのよ。」
それで、向かいの建物に行くと、人の列が……並んで待つこと数分。
窓口の担当者がいきなり私の何人か前の人を指して
担当者 「今日はここまで。」
tomocone 「あの、キットがほしいだけなんですけど」
担当者 「それも明日だから。」
翌日、大きな郵便局は人が多くていやだと思い、ホテルの近くの小さな郵便局に行ってみました。
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
担当者 「ここには置いてないから、別のところに行って」
それで仕方なく、また中央郵便局へ
昨日と違って、朝早いからか人がいない。そこで、また、
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
担当者 「あなたのペルメッソは？」
tomocone 「これから申請するんですけど……」
担当者 「初めての人はここじゃないのよ。ｐｒｅｆｆｅｔｕｒａ（プレフェットゥーラ）に行ってちょうだい。」
tomocone 「キットがほしいだけなんですけど……」
担当者 「とにかく、初めての人はプレフェットゥーラに行ってちょうだい。」
プレフェットゥーラなどまったく頭になかった私、
ペルメッソといえばクエストゥーラ（警察署）と勝手に思い込み、
すぐ隣にあったクエストゥーラにいきました。
ここで、また
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
担当者 「郵便局に行って」
tomocone 「でも、郵便局の人がクエストゥーラに行ってと言ったんですけど。」
担当者 「郵便局に行って」
郵便局に戻ると、さっきと同じ担当者の女性がいました。
tomocone 「クエストゥーラに行ったら郵便局といわれたんですけど……」
担当者 「クエストゥーラじゃないわよ。プレフェットゥーラよ。」
tomocone 「プレフェットゥーラって？」
担当者 「もう、この娘は何もわかってないわ」
となぜかすごい剣幕で、大きな声で叫ばれました。
そして、住所を書いた紙を一枚渡されました。
この広いミラノの街で、住所だけ渡されても……
と思いつつ、この怖い女性に詳しい場所を聞くこともできず、郵便局を出ました。
ｐｒｅｆｆｅｔｕｒａを辞書で調べてみると、県庁のこと。
なぜ県庁に行かなければいけないのかわからないまま、何とか県庁にたどり着きました。
そこでまた、
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
担当者 「ペルメッソは隣の建物」
と言われ、隣の建物へ、そしてまた
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
担当者 「ペルメッソのキットは郵便局だよ。」
tomocone 「郵便局で初めての人は県庁に行ってと言われたので、ここに来たんです。」
担当者 「そんなこと僕に言われても……ペルメッソは郵便局だから」
僕に言われてもって、それはこっちの台詞だって感じ。
いったいどこに行けばいいんだよ!!!
仕方なく、再び中央郵便局に戻ると、今度は長蛇の列。
しかも、窓口にはあの怖い女性のみ。
仕方なく、列に並びました。ばらくすると、もう一人男性の係員がやってきました。
あの男性の係が見てくれないかなと願う私。
思いが通じたのか、男性の係員が担当してくれました。
そこで再び、
tomocone 「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
担当者 「君のペルメッソの期限は？」
tomocone 「初めてなんですけど」
担当者 「初めての人はプレフェットゥーラだから。」
やっぱり、プレッフェトゥーラなの????
でも、またプレッフェトゥーラに行っても同じことを言われるだけと思い、
tomocone 「一度ここでそう言われて、プレフェットゥーラに行ったところ、やはり郵便局だといわれたんですけど……」
担当者 「ペルメッソの種類は？ビザを見せて」
といわれ、ビザを見せると、やっとペルメッソのキットをくれました。
さて、ここで問題です。私は
「ペルメッソのキットがほしいのですが……」
と何回言ったでしょうか???
ペルメッソのキットをもらうだけに、一体どれだけの時間と労力をかけたことか……
しかも、ことの真相はわからずじまい。
本当になんだかよくわかりません、イタリアという国は……
ともかく、キットに必要事項を記入し、必要な書類をそろえて、申請のため再び郵便局へ。
中央郵便局へ行きたくなかった私は小さな郵便局へ行ったところ、人も並んでおらず、あっさり手続き終了!!!
後は、警察署からの呼び出しを待つばかり。
がしかし、これもいつになることでしょうか???
Categories [ビザ・滞在許可証等]
tomooneさん、ご無沙汰しております。
コメントしないでちょくちょくブログておりました。
イタリアに戻られたのですね！
キットもらうのに、こんなに苦労されたなんて。ほんとうに、たらいまわし、ってこのことですね。一日で大丈夫でしたか？
無事にもらえて申請できてよかったですね！おつかれさまです♪
また、これからもお体に気をつけてがんばってくださいね♪
Posted by: marina | 26 Marzo, 2008 06:08 PM
marinaさん♪
お久しぶりです。私もコメントしていませんがmarinaさんのブログよく見ています。gambero rossoの学校もとても興味深く見てました。
機会があればぜひ一度お会いしたいです。私は今度も北イタリアにいますので、お近くにきたら是非立ち寄ってくださいね。
Posted by: tomocone | 27 Marzo, 2008 04:54 AM
イタリアに行かれたんですね～
って、いきなり大変な事に(>_<)
お疲れさまでした・・・
ミラノ散策の写真、とっても素敵でした～
移動は徒歩なんですか？
なんだかいっぱい歩かれてる感じｗ
出だしは大変でしたけど、楽しい滞在になるといいですね♪
Posted by: しらす | 29 Marzo, 2008 09:33 AM
しらすさん♪
こんなながい記事を読んでくださってありがとうございます。ペルメッソのときはほとんど歩きで疲れました。ミラノ散策は地下鉄の1日券でぶらぶらしました。1日件でトラム（路面電車）も乗れるので、行き先もなくトラムに乗ったりしました。トラムだと街の景色が見れて楽しいです。
Posted by: tomocone | 29 Marzo, 2008 09:56 AM
おひさしぶりです。
お疲れ様でした。
噂には聞いた事がありますが、イタリアも凄いですね。（笑）
オーストリアでも、数年前まではかなりちゃらんぽらんな公務員がいましたよ。
お勤めする様になってから、私もかなり筋金が入って来て、多少の事に関しては冷静に戦える様になりました。
これだから「外国帰りは気がきつい」って言われるんですよねぇ〜
これからも頑張って下さいね！
Posted by: うさ | 4 Aprile, 2008 01:10 PM
うささん♪
お久しぶりです。オーストリアもすごいんでしょうか???
イタリアは手続き関係は本当によくわからないです!!!誰に、どこに聞けばいいのかわからない。本当にこういうことに関してはいらいらします。
外国生活にいろんな意味で慣れなくてですね。
Posted by: tomocone | 4 Aprile, 2008 03:10 PM