Venerdì, 16 Aprile, 2010
Spremuta d’arancia
オレンジはたくさんの種類があり、一年中食べることができますが、果肉が赤いオレンジは秋の終りから、春までが旬。 普通のオレンジより、甘く、味が濃厚で、私は大好きです。
赤いオレンジにもいくつか種類があるのですが、一番よく見かけるのはTAROCCO(タロッコ)。果肉は真っ赤というよりは、
赤とオレンジ色が混ざったもので、
グラデーションがとてもきれいです。
タロッコよりも果肉が赤いのが、 MORO(モーロ) 、SANGUINELLO (サングイネッロ)。ただし、スーパーで袋入りのものを買っても、全てものが真っ赤というわけではなく、中には普通のオレンジ色に近いものもあります。もちろん、これらも普通のオレンジよりは、甘くておいしいのですが、赤いものはさらに甘く、私はこちらの方が好み。外見では、判別しにくいので、選ぶときはいつも、「果肉が真っ赤でありますように」と心の中で願ってしまいます。
そのまま食べてもおいしいのですが、私が特に好きなのは、spremuta d’arancia(スプレムータ・デ・アランチャ) 、絞りたての生のオレンジジュース。
イタリアのバールにはたいていメニューにspremuta d’aranciaがあって、その場で絞ってくれます。
大きなお店では、皮がついたままのオレンジをほり込めば、ジュースが絞られるという便利な機械がおいてありますが、家庭のように半分に切って、手で絞ってくれるお店もあります。
でも、中にはspemuta d’aranciaを置いてない店も……そんな時はたいてい「succoならあるよ。」と言われます。
spremuta が絞った生のジュースを意味するのに対し、一般的にsuccoは普通に市販されているジュースのことを意味します。
イタリア語を勉強はじめたばかりの頃、テキストの中にたまたまspremuta d’aranciaという単語がでてきたのですが、元々オレンジジュースが大好きだったので、この単語はすぐに覚えました。 正直に言うと、spremutaとsuccoの違いは知らずに、ジュースはすべてspremutaだと思っていたような気がします。
実は、イタリアに来るまで、succoという単語を知らなかったのですが、幸いにもspremutaは覚えていたので、イタリアに来て間もない頃から、バールに行ってはspremutaと注文し、真っ赤な絞りたてのオレンジジュースを飲むことができました。
覚えていたのが、succoでなくて、spremutaでよかったなんて……だって、succoしか知らなかったら、spremutaの注文方法がわからず、あんなに飲めなかったかも。
もちろん、今も大好きで、この季節になると、バールでよく飲んでいるのですが、最近は家でも自分で絞って飲んでいます。
絞りたてのspremuta d’arancia、Buon Appetito !!!
Categories [イタリアのおいしいもの]
絞りたてジュースなんて、贅沢だね~。
美味しそう!!
最後の写真も素敵。
時間がゆ~っくり流れてる感じね。
Posted by: aomama | 17 Aprile, 2010 01:23 PM
赤いオレンジのジュースは本当においしいよ。aomamaにも飲ませてあげたいな~イタリアに遊びに来て!!!
Posted by: tomocone | 17 Aprile, 2010 10:56 PM